仏教では「中陰の七仏事」と言って、死後七日ごとに法事(法要)を営み死者を弔います。その最終回が七七日(しちしちひ)にあたる四十九日であり、ここまでが葬式という扱いでした。
基本的に法事(法要)は身内だけで行いますが,四十九日、または五七日(いつなのか)には故人の友人や知人を招いて忌明(きあ)けの法事(法要)を営みます。そのとき故人の知人・友人に送る招待状が法事(法要)案内状です。
法事(法要)の日程は、当日に近く参列者が都合のつけやすい週末を選んで決めます。また、法事(法要)の日時と場所が決まったら、法事(法要)案内状を一ヶ月くらい前までに出すようにします。また、僧侶に法事(法要)を営んでもらった後は、僧侶と参列者全員で「お斎(とき)」と言われる宴が催されます。
法事(法要)案内状の文例(例文)
法事(法要)案内状は以下のような基本構成で文面を作成します。
法事(法要)案内状の基本構成
- 時候の挨拶
- 会葬へのお礼
- 近況報告
- 法事(法要)出席のお願い
- 法要後の宴のお知らせ
法事(法要)出席のお願い
- つきましては、来る○月○日(日曜日)に七七日忌の法事(法要)を営みたく存じます。ご多忙とは存じますが、御出席賜りたくお願い申し上げます。
- 生前ご厚誼をいただきました方々をお招きし、ささやかな法事(法要)を執り行いたいと存じます。
- 皆様と亡き母を偲びたく、ご出席をお願い申し上げます。
- まことに恐縮ではございますが、拙宅までご足労いただき、ご焼香をいただければと存じます。
法要後の宴のお知らせ
- なお当日は、法事(法要)の後ささやかな宴を開催いたしますので、そのおつもりでお越しくださいますようお願い申し上げます。
- ささやかな宴ではございますが、亡き父の霊をともに慰めたいと思っております。
- お斎(とき)を差し上げたくご用意いたしますので、そのおつもりでお越し下さるようお願いいたします。
法事(法要)に参列できない詫び状文例(例文)
法事(法要)に参加できない理由は様々です。仕事で参列できない場合はその旨を書くことはできますが、子供を遊びに連れて行く予定と重なった、といった理由の場合は具体的に理由を述べないようにします。その場合は「あいにく都合が悪く」「どうしてもはずせない用向きがあり」といった曖昧な理由で詫びるようにします。
法事(法要)への詫び状の基本構成
- 案内へのお礼
- 参列できない理由
- 故人の思い出・家族への気遣い
- 結びの挨拶
参列できない理由
- 当日は出張のため都合がつかず、出席できません。
- どうしてもはずせない用向きがあり、申し訳ありませんが出席は控えさせていただきます。
- あいにく都合が悪く参列できず、申し訳ありません。
故人の思い出・家族への気遣い
- 今でもことあるごとに思い出し、仕事熱心だった○○様に恥じぬよう仕事に邁進しなければと思う毎日であります。
- ご家族一同様、悲しみはまだまだ癒えないとは存じますが、少しは落ち着かれたでしょうか。
結びの挨拶
- 心ばかりのものを同封させていただきましたので、どうか御霊前にお供えくださいますようお願い申し上げます。
- お招きいただいたにも関わらず、参列できない失礼をどうかお許しください。
- お手数をおかけしますが、ご出席の皆様によろしくお伝えいただきますようお願い申し上げます。
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