お歳暮は、日ごろからお世話になっている人に感謝の気持ちを添えて贈るものです。送り状はその気持ちを文章にして送るものなので、基本的にはお歳暮の品物に同封するようにします。お歳暮は12月初旬~20日にかけて送りますので、送り状はそのときに同封するか、お歳暮より前に届くように送付します。
お中元の送り状はお中元の添え状として送ります。お中元は7月初旬~15日(月遅れの盆を迎える地域では7月末~8月15日)にかけて送りますので、送り状もそのときに同封するか、お中元より前に届くように送付します。
贈り物は相手に喜んでもらいたいという気持ちを託したものです。送り状を添えると、贈り物だけを届けるより気持ちを一筆書くほうが気持ちも伝わりやすくなりますし、今後のお付き合いにもつながります。
12月25日のクリスマスは、キリスト生誕を祝うキリスト教徒にとっての一年の最大行事です。日本では本来の宗教行事とは関係なく、プレゼントやクリスマスカードをやりとりするイベントとして定着してます。
近親者に不幸があった場合、一般に一年間は喪に服してその間は年賀状を出さないのが慣習です。もし、その喪中に年賀状を受け取った場合は松の内(1月7日)を過ぎてから寒中見舞いを出します。
暑中見舞い・残暑見舞いは、厳しい暑さの中で相手の健康を気遣う便りを出し、お互いの近況を報告しあうのを目的として出す季節の挨拶状です。梅雨明けから「小暑(7月7日頃)」「大暑(7月23日頃)」を挟んで「立秋(8月7日頃)までに出す場合には暑中見舞い、それ以降8月31日までに出す場合は残暑見舞いと言います。
1年の終わりを示す12月(師走)は、その名の通りあわただしさを振り返る思いや、お世話になった人への感謝の気持ちが時候の挨拶(あいさつ)に盛り込まれるのが特徴です。厳寒・年の瀬・クリスマスといった言葉が季語として時候の挨拶(あいさつ)に用いられます。
11月は秋の深まりとともに朝晩もめっきり寒くなってきます。また、落ち葉の季節でもあり、冬の近づきを感じさせる言葉が時候の挨拶(あいさつ)に盛り込まれるのが特徴です。落ち葉、初霜、小春日和、冷雨といった季語が時候の挨拶(あいさつ)に用いられます。
10月になると秋も本番です。紅葉・夜長といった言葉が10月を表す季語としてよく使われます。また、スポーツ・食欲の秋でもあり、それらをテーマにした時候の挨拶(あいさつ)も現代風で良いでしょう。
時候の挨拶(あいさつ)としては、秋の始まりを表す言葉が使われるようになります。秋の花として代表的なコスモスも季節を感じさせる言葉として用いられることが多くなります。朝夕涼しさに関する表現や虫の音も時候の挨拶(あいさつ)には良く用いられます。
8月は夏真っ盛りですが、暦上では立秋になるため、残暑といった表現が時候の挨拶(あいさつ)としてよく使われます。また、夏を惜しむような表現もされたり、秋の始まりを告げる時候の挨拶(あいさつ)も出てきます。
7月は梅雨も終わり、本格的な夏が訪れる季節です。よって時候の挨拶(あいさつ)にもこの暑さへの移行を表す表現が多くなります。また、夏休みや七夕・夏祭りと子供たちにとっては心躍る季節でもあり、これらの言葉も季節を表す時候の挨拶(あいさつ)として良く用いられます。
6月は梅雨の季節特有の長雨が時候の挨拶(あいさつ)に盛り込まれることが多くなります。この梅雨を過ぎると待望の夏が訪れることから、その晴れ間を喜んだり待ちわびたりする表現も良く使われます。また、この時期は紫陽花(あじさい)が季節感を表す言葉として時候の挨拶(あいさつ)に良く使われます。
5月は新緑の季節であり、春から青さを増し始めた緑が鮮やかな緑色へと変わっていく様を表現した時候の挨拶(あいさつ)が多くなります。また、初夏を感じさせるほど陽気も良くなり、風もさわやかさを増していきます。空に浮かぶ鯉のぼりや新茶が5月の風物詩として季節を感じさせてくれます。
4月は桜の季節でもあり、時候の挨拶(あいさつ)としては最も使われる言葉となります。また花見のシーズンでもあり、それらを取り入れた時候の挨拶(あいさつも)多くあります。多くの慣用句がうららかな陽気、緑の青さを用いては春らしさを表現しています。
3月は暦の上では春の終わりに当たりますが、実際の気候としては春の始まりになります。初旬はまだまだ寒さが残るのですが、下旬になると一気に温かくなってくるので時候の挨拶(あいさつ)もバラエティに富んだものとなっています。3月の季節行事としてはは桃の節句がありますので、この桃の節句をうまく入れると、時候の挨拶(あいさつ)らしくなります。
2月は一年のうちで最も寒さの厳しくなる季節です。暦の上では立春を迎えるのですが、実際は非常に寒い日々が続きます。時候の挨拶(あいさつ)としては、それらの思いを含めた慣用句となります。また、2月は梅の季節でもありますので、「梅」という言葉が入れるだけで2月の時候の挨拶(あいさつ)らしくなります。
1月は年の始めとなります。正月にまつわる松飾り、初詣、鏡割り、七草粥などの1月を代表する季語を時候の挨拶(あいさつ)に含めると良いでしょう。
年賀状や暑中見舞いなど日本では季節に合わせて挨拶状を出す習慣があります。これは時候の挨拶(あいさつ)状と呼ばれていますが、これは四季折々の気候や風情の違いが生んだ四季のある国ならでは雅な習慣と言えます。